心のバリアフリー

僕の小規模な失敗

僕の小規模な失敗


充実した学生生活を送ってる方の大半にとってはどうでもいいし、理解できないエピソードの羅列なのかもしれません。が、分かる人間にとっては心の底から頷ける言葉で溢れています。
他人との距離感がとれない、大学への登校中に頭が痛くなる。友達ができない、女性と会話ができない、成人式に出れない……etc
いわゆる世の「冴えない男」が足を踏み入れがちな陥穽について、これでもかというくらいに書き連ねられています。


僕は鬱屈している人が大好き(自分自身も鬱屈してますが)なので、この本を読んで「わかる」人は基本的に仲良くなれるような気がします。
それもまた、他者と距離感の取れない冴えない男の幻想であるのかもしれませんが。